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当ブログでアクセス数が一番高い記事は、昨年夏の「ミヤマクワガタ」採集の記事です。夏になると顕著で、常にトップ。
試しに、「奥多摩 ミヤマクワガタ」で検索すると、そのページがそこそこ上位に出てくる。なるほど・・・。
二番人気の記事は、愛車のFJクルーザー関係。

しかし、一番たくさんアップしているはずの爬虫類関係は、当ブログではあまりアクセス数が高くない。
やはり一般的に趣味としての「爬虫類」は、撮るものでもなく、飼うものということだろうか。

写真趣味の人にとって、生物系の被写体として一番人気があり、趣味として確立しているのは、「鳥」だろうか。
カワセミを中心とした鳥を目当てに、休日は大砲レンズを装備したカメラマンが大勢、有名スポットなどに集まったりします。

しかも、鳥を撮る人の中には、純粋な鳥類好きだけでなく、
もともと生き物や鳥類が特に好きなわけではないが、
鳥という、姿や飛ぶ姿の美しい被写体に惹かれて、アート目的としてのカメラをやっている人も結構いたりする。
それだけ趣味としての裾野も広いということでしょう。

被写体として人気二番目は、昆虫でしょうか。中でも特に蝶。時点としてトンボ。
昆虫の場合は、昔は採集して標本を集める趣味が盛んでしたが、近年は保護種も増え、自然保護の観点から、撮影に移行した人も多いようです。

いずれの人気被写体生物も、見た目が美しいだけでなく、空を飛ぶゆえ、ハイレベルな飛翔写真を狙うという楽しみもある。
さらに風景や植物とマッチした絵が撮れたら、みんなに自慢できる。
そして多くの種類がいるため、コレクション的な楽しみもある。

一方で、爬虫類は、ヘビなどは、出会うシーンの多くは逃げていく姿で、それを捕まえて、ある程度固定して撮る・・・とはいっても、そんなの時間かければいくらでも写真は撮れる。
今回のアオダイショウは偶然にも紫陽花の上にいて、花と一緒の画像が得られたのだが、このようなシーンすら、ヘビを花の上に置いて落ち着かせればいくらでも撮れるわけで、
やはり趣味写真の対象としては、物足りない。

蝶や鳥なら、ある程度誘導したヤラセ写真は可能なものの、捕まえて置くようなことは、ほとんどの場合できないのだから。


では、採集・飼育の対象としてはどうか。

採集・飼育の対象として人気な対象といえば、カブトムシ・クワガタ。
子供のころから慣れ親しみ、特にクワガタは、本土だけでもそれなりの種類がいるから、大人も含めて熱狂している。
しかし、その半面、被写体としての趣味はあまり確立されていない。
前述のヘビと同じく、やろうと思えばいくらでも、いい感じの場所に置いて、写真が撮れてしまうからだ。仕事でやるならヤラセも必要だろうが、趣味の世界でヤラセを極めても楽しくない。

爬虫類も、カブトムシ・クワガタと同じく、採集・飼育の対象として考えると、
見つける楽しみ、飼育する楽しみ、コレクションする楽しみ、繁殖する楽しみ・・・と、カブクワにひけをとらないと思う。
事実、「爬虫類飼育」というホビーは確立され、昔に比べると相当充実してきたから。
ただ、そのホビーは主に、外国産をショップで爬虫類を買ってきて、飼育することが中心。
日本産を採集・飼育・繁殖させることは、ホビーというより、もっとアカデミックな目的がはらんでいる場合が多い。

カブトムシやクワガタと爬虫類の大きな違いは、飼育難易度がはるかに爬虫類の方が高いということ。
どこにでもいるノーマルカラーの青大将をとってきて、毎回高価な冷凍ネズミをあたえる気は起こらないだろう。色彩変異種や海外産の魅力的な外見の種類でないと、知識や維持費の必要な爬虫類を、飼う気がなかなか起こらない。

これがクワガタなら、どこにでもいるコクワガタの小さい個体でも、養うのにほとんどお金も手間もかからないから、拾ったらとりあえず飼ってみることもできる。

やはり国産爬虫類は、被写体としても飼育対象としても、結構マイナーな存在といえる。
デジハンを通じて、日本のフィールドで爬虫類を追うことの楽しさを、もっと発信していきたいところです。