南西諸島のフィールドは、総じて渓流沿いの林道がメインとなります。
本土では重要なフィールドである水田も、沖縄では限られた場所にしかありません。

かつて、僕が初めて沖縄フィールドを訪れた時、水田地帯の少なさゆえどこから攻めて良いのか困惑したものです。

昔、沖縄において水田は今よりもずっと多く存在していました。
しかし昭和30年代に起こった砂糖の価格上昇に伴い、稲作農家がサトウキビ農家に転向したことや、さらにその後の本土復帰までの間、外国から安い米が大量に入ってきたことなどが影響して、水田は減少していきました。

米作りに適した温暖な地域である沖縄に水田が少ないのは意外な気がするのですが、そのような背景があるのです。

水田の多い渡嘉敷島

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しかし、ここ渡嘉敷島は、島の面積は小さいながらも、商店や役場がある島の中心地・渡嘉敷地区に、広い水田地帯があります。

渡嘉敷島は、島全体的が森林に覆われており水量が豊富なので、稲作には適しています。
それゆえ、沖縄の離島では珍しく今も盛んに稲作が行われているのでしょう。

水田の生き物

水田地帯を歩くと、多種多様な生き物が見られます。
渓流沿いの林道だけではない沖縄、渡嘉敷島。

渓流環境と湿地環境が隣接してコンパクトに収まっているところが、
渡嘉敷島フィールドの魅力でもあります。

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タカブシギ



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サナエトンボ科の一種

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テナガエビ

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オカヤドカリ

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シリケンイモリ

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ヌマガエル