今回、渡嘉敷島に渡った目的の一つが、マダラトカゲモドキをデジハンすること。

マダラトカゲモドキは、クロイワトカゲモドキの亜種の一つで、渡嘉敷島、渡名島、阿嘉島、伊江島に分布しています。
環境省レッドリストでは絶滅危惧種1B類に指定され、特に渡嘉敷島以外の島では個体数が激減しています。渡嘉敷島では生息できる環境の基盤が大きいため、他の小島ほどのダメージは受けてないにせよ、やはり開発工事等のために年々減少傾向にあるといわれています。

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マダラトカゲモドキ。

湿潤な林で、なんとなくトカゲモドキがいそうな場所を探ってみたら、登場してくれました。

石の台座でのポーズが、海洋堂フィギュアばりに出来すぎていて、ヤラセ写真のように思われそうですが、実際、このような姿で発見したんですよ。ホントに。

この種の属するキョクトウトカゲモドキ属は、ヤモリ上科において原始的なトカゲモドキ科の中でも、さらに最も原始的なグループといわれ、ヤモリの進化を研究するにあたり重要な存在です。
いわば、ヤモリのご先祖様の生き残り的な存在です。
約1000万年前に生息していた古いトカゲモドキの仲間が、大陸から分断されたこの南西諸島でひっそりと生き残っていたと考えられています。


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動きは、ダッシュすればそれなりの速さはあるものの、トカゲとしては素早い方ではなく、さらに近づいても割と逃げません。
これではヘビ類の格好の餌食になると思いますし、もともと繁殖力も高くなく、
性成熟まで2年もかかります。
一度個体数が減少してしまうと、簡単に増えていかない気がします。



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幼体。写真の個体は、まだ5cmほどしかない生まれたての個体のようです。赤みが強く鮮やかな体色をしていますね。

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その他のトカゲ類

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ホオグロヤモリ

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アオカナヘビ

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