大航海時代以降、未知なる生き物を求め、命がけのアドベンチャーに挑んできた博物学者や探検家たち。
彼らは生き物の多くの謎を解き、後世の人々に伝えるべく、数々の生物標本を世界中でハンティングしてきた。
・・・時は流れ、デジタルの時代となった現代。いまだ未知なる生き物の世界は果てしなく広がる。我々もまた、先人たちの遺志を継ぎ、新たなアドベンチャーに挑まなくてはならない。
新たなアドベンチャー・・・デジタル世代の自然物の収集。デジカメを利用した新しい生物標本ハンティング
それが「デジタルハンティング」だ!!
(以下、略してデジハン)
デジハンとは、生き物をデジカメで「獲る」こと。そして、デジハンの目的は「作品」ではなく「記録」。
より珍しい種、より珍しい生態、あるいは普通種でもより多くの個体・多くの種類を集めることが求められる。また、より高画質で、ピンボケやブレが少ないことが望ましいが、デジハンチャンスを逃さないことも大事だ。
採集・収集したデジタル標本は、日時(時に地図情報等)も付加された、その生体を実際に目にした証拠物となり、またハンターたちの栄誉あるハンティングトロフィにもなる。
そしてそれらの一部は、もしかしたら生き物のさらなる未知を解明に役立つことがあるかもしれない。
「生き物や自然への影響がより少ない採集」という意味でも、デジハンは時代に即したハンティングといえよう。
あらゆる事情で生き物の採集・収集がかつてより難しくなった今、自然から何かを持ち帰る手段として、デジハンは最も現実的な手段のひとつとはいえるのではないだろうか。
さあ、デジカメを手に、フィールドに出かける時だ。
今日からあなたも、デジタルハンターだ!!
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